ICARO社 Laminar(ラミナール)

提供 バーズアイビュー


( photo:hosokawa  pilot:kaneko )

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スペック/諸元表

12R 13R 14R
翼面積 12.5m 13.2m 14.4m
アスペクト比 7.84 7.60 7.51
ノーズ角 130 130 130
機体重量 29kg 30kg 32.5kg
フックインウエイト 50−85kg 60−90kg 70−110kg



試乗フライト
2002年10月5日(土)
獅子吼 西4m/s 雲量30%

TOに風がしっかりと入っている。
かまえてみると左右に取られる事無く、スイングラインにテンションがかかり
セール全体がバランス良く活性化している感じがする。

軽くノーズを押さえてスタート
3歩程で離陸可能状態になった様子で
4歩目でノーズの抑えを外し体重を預けると、
機体がしっかりとしたニュートラル位置をしめしながら上昇を始めた。

離陸直後、最大上昇率を得る為、バーを軽く押し続けてみる。
ノーズアップしながらガンガン上昇し、TO+20m程度で一旦失速。
一呼吸ノーズが落ちるが、左右の取られも無く回復し上昇をつづけた。

この失速ぎりぎりの状態でも軽く体重を入れるだけで
キュンキュン旋回できる操作性には驚いた。
低速でのハンドリングはすばらしい。

コースを南に取り、ダムを目指す。
途中、キングポストレス・リジッド機が数機いたが
コアのしっかりしたサーマルでは低速旋回性能によりこちらが有利。
競技機体を眼下にして次のポイントへ移動。

さすがに移動時には競技機において行かれる。
VGをギンギンにはって見ると、多少滑空比がよくなる感じを受けたが、
VGを目いっぱい張るとちゃんと曲がれなくなる。

ダム上空で弱いリフトで絡んだ後、北鉄塔付近まで行きLDを目指す。

サイドアプローチでファイナルを切るが少し高いので左右に振る。
切り返し操作性が良いので急な高度処理にも対応可能。
ランディングで適度にのばした後、セーフティラン。

とにかくバランスが良く、切り返し操作が良い事がわかった。
又、浮に関しては申し分無い。

中・上級機として長く楽しめる機体であり
C級からでも安全にフライト出来る事が確認された。

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