Moyes社 LITE SPEED(ライトスピード S)

提供 ウインドスポーツ




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スペック/諸元表

  Litespeed S 3.5 Litespeed S 4 Litespeed S 4.5 Litespeed S 5
翼面積 13.4 sq.m
144 sq.ft.
13.7 sq.m
147 sq.ft.
14.1 sq.m
152 sq.ft.
14.6 sq.m
157 sq.ft.
スパン 10 m
32.8 ft
10 m
32.8 ft
10.4 m
34 ft
10.4 m
34 ft
ノーズ角度 130-132 degrees 130-132 degrees 130-132 degrees 130-132 degrees
アスペクト比 7.5 7.3 7.6 7.4
機体重量 33.6 kgs
74 lbs
33.6 kgs
74 lbs
34.5 kgs
76 lbs
34.5 kgs
76 lbs
フックインウエイト 68-109 kgs
150-240 lbs
68-109 kgs
150-240 lbs
75-120 kgs
165-265 lbs
75-120 kgs
165-265 lbs
ブレイクダウンサイズ 4950 mm
16.2 ft
4950 mm
16.2 ft
5150 mm
16.9 ft
5150 mm
16.9 ft
ショートブレイクダウンサイズ 4330 mm
14.2 ft
4330 mm
14.2 ft
4500 mm
14.8 ft
4500 mm
14.8 ft
バテン本数
    上面
    下面

23
6

23
6

23
6

23
6
VNE 85 kph
53 mph
85 kph
53 mph
85 kph
53 mph
85 kph
53 mph
VA 74 kph
46 mph
74 kph
46 mph
74 kph
46 mph
74 kph
46 mph
トリムスピード 34 kph
21 mph
34 kph
21 mph
34 kph
21 mph
34 kph
21 mph
失速速度 26 kph
16 mph
26 kph
16 mph
26 kph
16 mph
26 kph
16 mph
最高速度 124 kph
77 mph
124 kph
77 mph
124 kph
77 mph
124 kph
77 mph
最良滑空速度 45 kph
28 mph
45 kph
28 mph
45 kph
28 mph
45 kph
28 mph
最良滑空比 15:1 15:1 15:1 15:1
滑空比10:1速度 74 kph
46 mph
74 kph
46 mph
72 kph
45 mph
72 kph
45 mph




試乗フライト
2003年7月21日(月)
獅子吼 西3m/s 雲量90%




獅子吼周辺は梅雨の雲がびっしりと張り詰めている。
時折、テイクオフがガスで覆われる中で
新型ライトスピードSの
セットアップを始める。





アンダーセールのカッティングが改良され、
コントロールバー・スイングラインの付け根がすっぽりとセールに隠れるようになっている。





セットアップは従来のライトスピードと変わらず難無く終了。
この試乗機には、カーボンスパーオプションが組み込まれており、
スパーの翼端1m程がカーボンファイバー製のパイプとなっている。
翼端をカーボン化とする事により、翼端重量が片翼あたり600g程度軽くなり、
これにより、ハンドリング性能を上げようというものだ。
また、従来よりダイブスティック付近の翼面積を広げてリカバリー性能を上げている。
その効果を利用してダイブスティックの角度を下げて、高速性能を上げている。




ウェイティング中のパラの横をすりぬけてテイクオフする。
曇の吸い込みとのバランスを保ちながら80kphほどのスピードでリッジ帯を走り回る。




第一印象は
とにかくハンドリングが軽快
である。


軽いながらも旋回中の食い込みも無いので、背中に羽が生えたように思いのままのライン取りができる。
昔のハング(オリンパス)に乗っているように楽しい。
久しぶりに安心してフルスピードで山際を飛べる機体にめぐり合えた。

この機体の操縦の軽快さを文豪アントンが表現すると、
「フライングワイヤーの向こうに何も無い感じ」
である。

もうひとつ印象に残った点が、飛行中の風切り音
カーボンアップライト・ベースバーの組み合わせの効果もあり、
加速中に聞こえる風切り音が明らかに違っていた。

「キィーン」 を越えて 「クオーン」
と鳴いて、一気に加速する。
とにかく、引いて飛ぶのが楽しい。


浮きを見ると、
軽量パイロットが駆るATOSとのリッジの攻め合いでは、
直線飛行中はほぼ同一、
タイトなターンを入れるたびに上げ勝ちとなった。




ランディングはいつもの様にドラッグシュートを使用したが
フレアも難無く効き、無事試乗フライトを終えた。


長時間のフライトでも、
この軽快なハンドリング性能があれば
最後までベストコントロールができるのでは無いでしょうか。



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