裏週刊堀川 2002年 8月盆休み特別号  強化合宿

 このお盆は獅子吼の金子さんに誘われ、強化合宿を行うことになった。強化とは、「何を強化するかは各々が設定する」らしい。8月10日土曜日早朝、滋賀県の自宅を出発し、湖岸道路、8号線で獅子吼まで約4時間。下道で龍門へ行くより早い。
 ランディングでは数人のハングフライヤーがウダウダしていた。今日は晴れだが南風が強い。全く飛べない条件ではないがだれも上がろうとはせず、ランディング場北東隅にある10mほどの小山から練習するだけだった。ランディング場は北側と東側が山で、南に下る傾斜地になっている。南風だと練習には丁度いいが、飛んできて降りるにはかなり厳しい。
 私も一度小山から飛ばさせてもらった。機体は講習機のファルコン。テイクオフしてまっすぐ進み、ランディング場の端まで行った。獅子吼初フライトは10秒。
 少し遅めの時間に駅前の食堂に行って昼食。ランディングへ戻ってきてしばらくウダウダして解散。何人かで鳥越村のプールに行くが料金が高いので、金子さんと私は引き返して鶴来のプールへ行き、1時間ほど水泳強化。それから近くの居酒屋で軽く食事し、金子邸(自称ネコハウス)で宴会。(金子さんは現在一人暮らし) 11時頃だったか合宿参加者もう1人、宇都宮の谷古宇さんが来た。

 11日、今日も昨日と同じく南風強いが基本的に飛ぶ気であり、山へ上がって組む。江端さん(石川県連の会長。パラフライヤーで、今年からハングを始めて既に20数本飛んでいる。パラも合わせると、今年だけで80本近く飛んだ強者である。機体はファルコン) 倉さん(同じく今年からのパラからハングへの転向者。ファルコン) 細川さん(ハング不毛の地、福井県の人。スティング) 谷古宇さん(知る人ぞ知る世界をまたに掛ける女。ジムニーにハングを積んで来た合宿参加者。ラミナールR)と私が組む。金子さんは講習生の誘導と見学者対応の為、ランディングに残っている。
 最初のうちはパラも何機か飛んだ。獅子吼の斜面は西向きだが、南向いてリッジで少しゲインして止まっている。少しして何人かハングが上がってきた。腰さん(アトス)、長岡さん他。しかしランディングの風であろう、組みすらしなかった。少し通り雨に降られてセールが湿る。
 倉さん、江端さん、細川さんが出て、それなりのリッジ。私は「ランディングどうしよう」と、そればかりが気になって仕方ない。谷古宇さんは畳んだ。
 セールもしっかり乾いたし、ランディングはイザとなればクロスで降りる。飛べば上がるし、待っていても仕方ないので飛ぶことにする。でも頭の中ではずっと、ランディングどうしよう・・・。
 12時過ぎにテイクオフ。獅子吼の高低差は480m。リッジで100mほどゲインする。倉さんは降りている。しばらくして江端さんもランディング。降りるのは厳しそうだ。
 何度か南へ行こうとしたが、この南風とゲインのしようでは、テイクオフ付近から離れられず。そうこうしているうちにサーマルタイムが始まった。そのころ、細川さんがランディング。相当なカツカツで入ったのにランディング場の端まで進んだ。スティングでこれでは私は降りようがない。金子さんからは「今のではまだまだ甘い、この入り方だとトップレスなら間違いなく田んぼ行き」と脅しをかけられる。
 飛んでいるのは私だけとなり、テイクオフにすら誰もいなくなった。そしてサーマルが段々荒れ模様になってくる。サーマルタイムが始まって15分ほど経つと、岩屋の小鬼状態。スイングラインは緩むし、あらぬ方向に回ったりする。南風は強く、なかなか高く上がらないし、獅子吼で尾根線の裏に出るのは怖ろしくて出来ない。ランディングも怖ろしくて降りれない。無線で言った「ここは、男のエリアですね・・・ライオンが、咆吼して、あちこちから襲ってきます・・。」これが金子さんにはかなり受けたようだ。
 実際、スイングラインが緩むほどの状況は15分程で、徐々にましにはなっていったが、荒れていることに変わりはない。親指の付け根にはマメができた。
 その後、テイクオフ上から日本海スピードウェイ前ぐらいまで程度の流され方で上がることが出来た。富山方面では、雲から3本ほど雨柱が降りている。南高圧へ行き、振り返ってみると富山の雨柱は1つになって巨大に膨れ上がっている。南の鳥越方面にも雨柱っぽいのがあったりする。
 少し低くなってテイクオフ前まで戻っても、そこにはたいていサーマルがあり、それは比較的上げ易くなっている。最初のうち1100mほどだった雲底は時間とともに高くなり、最後には1400mぐらいになった。だが雲の様子は吸い取られそうで恐いので、すぐ逃げれる位置のリフト以外では、雲底までの距離が100mぐらいになったらさっさと逃げる。
 そんな感じの中を雨降りそうな雲から逃げ、雲底から逃げ、リフトを探しつつ、テイクオフと手取川第3ダムと前山の間を何度か回る。行こうと思えばもっと遠くまで行けるが、ワングライドでテイクオフレベルに帰ってこれる範囲となると、この程度だ。
 南東方向にはセイモワスキー場が見えていて、取り付けばおもしろそう。行くのは簡単だろうが、降りるところが無くては意味がない。田んぼが空いたら、このエリアの最終目標は白山になる。(金子さんの目標は立山越えの新潟行き)
 飛び出して2時間ぐらいたち、風が西に振って来だした。風の強さも徐々に治まってくる。ランディングは北西になったようだ。するとハングがテイクオフに上がってきた。しばらく棒のままだったが、そのうち組みだした。組んだのは江端さんと倉さんと谷古宇さんの3人だけだったが。
 風は西向きで弱くなったため状況は落ち着いてきて、楽に飛べるようになった。徐々にサーマルも少なくなってきて高く上がることはなくなったが、最後には気流の乱れもほとんどなくなり、リッジだかアーベントだか分からないような寝ながら飛べる「お子ちゃまエリア」となった。
 南高圧の上でフラフラしてると、3人が飛び出した。江端さんと倉さんにはこのリフトは弱かったようで、徐々に下がっていく。谷古宇さんは上がってきた。しばらくするとパラがジャンジャン出て来だした。パラとからみたくないので、テイクオフ付近以外でフラフラする。
 パラは次から次へと出続けるので待ちようもないし、降りることにする。ランディング上空で様子を見ていて、降りかけのパラ3機が降りたところで一気に高度を落とす。ところが何処にいたのか講習生パラ2機が同高度。そこでさらに先に降りようとしたが、同じように下がってくる。最後はなんとか一瞬先に降りれた。ここのランディングは、北西の風だとメッチャ簡単である。結局、フライトタイム3時間40分でかなり疲れた。使った体力の9割は、最初の1時間で使っていた。かなりの握力強化だった。
 すぐに谷古宇さんも降りてきた。ランディングでは今度の講習生や、見学者などが何人かいて、金子さんや江端さんがいろいろ説明をしていた。
 片付け終えてから長岡さん、谷古宇さんと鶴来から少し南にある「めおと岩温泉」へ。すると突然のスコール。金子邸へ帰って4人で鶴来駅へ行き、神山さん(谷古宇さんの友達。女性。フライヤーではない。宇都宮から金沢へ観光に来ている)と5人で回転寿司。その後、神山さんをホテルまで送って、4人は金沢城付近を散策。車に戻ったところでまたスコール。金子邸に戻って、明日仕事の長岡さんは富山へ帰った。

 12日、今日は今合宿のメインイベント、IOXスキー場(富山県つくばねの向かい)麓のコテージを借りてのサマーキャンプ。でも今日は1日中ずっと雨。午前中、金子さんは江端さんと風向風速計の事で獅子吼へ行った。谷古宇さんと私は買い物に行ってから、金子邸で昼食(カレーなど)を作る。
 昼過ぎに金子さんが帰ってきて食事し、しばらくウダウダしてから獅子吼ランディング場の少し下にあるクラブハウスへ。そこに集合してからIOXへ。明日もずっと雨の予報なのでグライダーは積まず、宴会をしにだけ行く。金子号(自称ネコバス)は、今日から合宿に入る神山さんを金沢で拾ってから向かう。
 サマーキャンプは総勢20名弱。わたしらよそ者3人と、富山のフライヤー3人(早川さんと加藤さん(おっちゃんの方)ともう1人は名前忘れた)それ以外はみんな獅子吼のフライヤー。徐々に集まり、買い出しに行く人、隣の風呂に行く人、ウダウダする人など。
 バーベキューはひたすら肉とビール。次はカラオケをメインに宴会が深夜まで続く。加藤さんは相変わらずで、おもろい人だ。

 13日、天気予報は変わって晴れ。飛べる状況になった。急遽獅子吼へ戻り、体調を崩していた神山さんは金子邸で休憩してもらい、グライダーを取ってきてまたつくばねに戻ってくる。ただ、飛ぶのは江端さん、倉さん、谷古宇さんと私だけ。他の人たちは帰った。
 金子さんはランディングに残り、つくばねのクラブハウスで倒れていた加藤さんに車の上げ下ろしをしてもらう。加藤さんは2日酔いだし、ゴーストバスターは重くて運ぶ気がしないので飛ばないと言う。実際、テイクオフまで100mほどの担ぎ運びは、結構な運搬強化だった。
 つくばねは高低差800mの高い山だ。テイクオフ斜面は北西だが、地形上北東でも風が入ってくる所。去年のスカイフェスで飛んだ原山牧場(オヤジ殺しのダル斜面に有刺鉄線あり)は、かなり下にある。来たとき山頂付近にかかっていた雲は消えた。晴れているし、状況は良くなるだろうと思われる。
 一番手、倉さんがブッ飛んだ。次に江端さんは右へ行って少し粘ったが、そのうち降りた。地元パラが出て、あまり状況はパッとしない。そのうち雲が張り出してきた。雲底は低く、風も弱くなった。谷古宇さんテイクオフして正面で粘る。原山牧場西の前山で雲底だが、雲底は下がってきてテイクオフレベル。
 さらに雲底はテイクオフより下がり、下は何とか見えるが前は見えない状況に。ついでに風がほとんどなくなってしまった。このまま飛べなくなってしまう前にと、準備する。だが、風がない。つくばねのきれいに整備されたテイクオフ斜面は少し緩めで、距離が長く30m近くある。
 2時、出るに出れないで待っていて、先に地元パラが1機出た。出て10秒もしないうちに雲で見えなくなる。それから1分ほどたち、チョロチョロの風が入った所で走り出した。延々走り続ける。足の回転は短距離選手並になり、右のセッタが脱げそうになる。なんとか右足をかばいながらテイクオフ面を全て走りきって飛び出し、先ずはつっかけをつかむ。
 下は見えるが前は見えない。引き込んで真っ直ぐ進み、原山牧場を越えたところで高度650m雲底になる。雲は山麓から山にかけて全体に広がっていたので、雲底沿いに東へ進んでみる。雲底では上がりも下がりもしない。雲は黒く、山の斜面は薄暗くてとても不気味だ。このまま八乙女まで行けると思うが、落ちだしても帰れる距離と思うと、ゴルフ場があるところの尾根でリターン。
 変電所近くに戻ってきたら下がりだし、牧場となりの反射板と変電所を往復するがリフトなし、変電所の西を回り込んでランディング場へ進むがやはりなし。ランディングの風は極ゆるかったが広いので降りるには問題なし。フライト20分でおわり。
 片付け、つくばねのクラブハウスへ行ってビールをもらい、獅子吼へ帰る。帰り、事件発生。警察に停められた。別にとばしてなかったし、長尺か?と思ったらスピード16キロオーバー。ビールを一本飲んでいた金子さんは、警官の前で必死に息を前に吐かないようにしていたとか。
 その晩は金沢の街に出る。谷古宇さんの金沢の友達、土田さん(男)とその仕事関係の人と、IFFCにも来ていた桐谷さんとで宴会。

 14日、飛べないこともないだろうが風が悪そうなので合宿の4人で海。ウインドサーフィンとハング講習機を積んで、金沢の北、高松海水浴場へ。
 昼過ぎに来たときは正面の海風が5m/sぐらい入っていて、海岸から100mほど内陸で海岸沿いに長く続く高さ10mほどのゆるい砂の斜面でも、ソアリング出来そうな感じだったが、泳いだりウインドサーフィンさわっているうちに、風はゆるゆる右クロスになってしまった。谷古宇さんはフレア練習出来ず、神山さんはハング体験出来ず。
 風がほとんど無くなった為、ウインドサーフィンで私は一瞬立っただけ。あとは適当に泳いだり、スイカ割りしたり。夕方前に出発し、獅子吼へ帰る。夕方になるとお約束のように雨がふる石川県は熱帯地方。
 今日は獅子吼で3回雨にグライダーを濡らされただけだった長岡さんと合流、彼も合宿参加。パーク獅子吼のレストランで食事し、めおと岩温泉に入って、出たところで鳥越村の花火を少し見る。温泉の隣でやっていた盆踊りでビールやかき氷をもらう。その後、レンタルビデオ屋で千と千尋を借りて金子邸で見る。こりゃあ子供には恐いわ。

 15日、金子さんは獅子吼に行かなければならない。他の合宿4人は、土田さんの友達の中野さん(全員初対面)に連れてってもらって、自転車関係者数人と珠洲の海へ。同じ石川県とはいえ、珠洲は結構遠い。途中で晴れたり曇ったり、前が見えなくなるほどのスコールが来たりもした。
 泳いだり、キャッチボール(浜辺用)をしたり。3時間ほどすごし、帰って来て中野さんともう1人と、仕事帰りの土田さんも来て宴会。夜中は金子邸で土田さんも来て宴会。土田さんは真夜中に帰った。

 16日は北東の風。谷古宇さんと神山さんはつくばねへ。その後は八方へ行くとのことで、ここでお別れ。全然飛んでいない長岡さんも一緒につくばねへ行った。私と金子さんはウインドサーフィンとハング練習機amiを積み、倉さんと海へ。途中正田さん(アトス)と合流して加賀市の片野海水浴場へ。
 海水浴客がいる所から南西の外れは鳥取砂丘の下程度で、ハングの練習ができる。しかし、今日は練習するには風が少々弱い。倉さんが浮いたのは3秒、金子さんは1秒だった。ファルコンでも持ってきていれば十分練習になったであろうが、amiの、しかも小さいサイズではどうしようもない。恐るべしami。
 私はウインドサーフィンで、何とか走れるようになった。だが、ニュートラルで手こずっているうちに風下にどんどん流されるので、風上に遡上は出来ず。このウインドサーフィンを受け取る正田さんは、最初少し走ったが後半はひたすら立ち上げ練習ばかり。それでも延々続ける体力はすごい。
 その後、片野の国民宿舎の風呂に入り、正田さんとはお別れ。金子さんと倉さんと私とで、江端邸におじゃまし、すしをご馳走になる。
 江端さんと倉さんは、明日B級検定。ハング教本の読み合わせをする。ハングに教本があるとは知らなかった。それもパラの教本とよく似た立派なものである。初版は2001年。「え、そうなのか?」と思うことや、「それは知らなかった」と思うところもあったりした。

 17日、天気予報は晴れ、北風。教員の日光さん(30年来のフライヤー。このところは1人モーターでしか飛んでいない)が来て、江端さん、倉さん、私とで獅子吼に上がる。テイクオフの状況は、まあ飛べそうだ。ハングは3人だけ、組む。パラはタンデムが何機か飛ぶ。日光さんは車で降りてランディングへ向かう。組み上がってしばらくして、気の早い江端さんと倉さんは、日光さんがランディングに着いたらすぐ飛べるようにと、準備して待つ。そもそも山飛びを20本以上している2人に、B級検定で技術的に問題などあろうはずもない。
 日光さんがランディングに戻った。風はちょっと右クロスで弱い中、パラが次々ブッ飛ぶ合間に江端さん、すばらしい走りでテイクオフし、斜面に沿って行ったり来たり。リフトは出ているようで、ゆっくりと下がっていく。シャープな飛びだが、ゆっくり飛べば浮いたであろう。
 しばらくして倉さんにも出てもらおうとしたとき、フォローが吹くようになったのでストップ。上の吹き流しは北東2〜3m。それからしばらくして、ブローと本流がテイクオフ付近で押し合いするようになった。出て出れないこともないが、突然のフォローというリスクがある。パラはたまに飛び出すが、倉さんには待ってもらう。ブローが少し来るたびに倉さんは反応するが、止める。
 1時間ぐらいウエイトしたであろうか、「体力的につらければ一度ハーネス脱いで休憩しましょう。」と言ったが、倉さんは「今はまだ大丈夫です。」諦めてはいない。私が「まあ、待った時に飛べるタイミングが来て、その後は飛べなくなることもありますからね〜。」と言ったのが当たったのかどうなのか、その5分後に来たブローが弱いながらもいい感じ。上の吹き流しも正面向いたので、倉さん出撃。こちらもすばらしい走り。あえて言うなら浮いた後、それほど引かなくてもいい。そしてブッ飛び。もう1時前。
 またすぐに風は悪くなったが、出れなくはない。パラの人たちは、下の風が強くなったとのことでそのうち全員降りてしまい、テイクオフには私1人だけになってしまった。まあいい、準備する。
 準備して、どうせだったらもうちょっと風のいいとき、日が射しているときにと座り込んだら寝てしまった・・・・。ふと気付いたら2時、オーバーキャスト・・・あらまあ。観光客が「はよ飛ばんかなぁ、石でも投げたろか」とか言っている。しばらく待っていると嫌な雲が前方を通り越して行く。それが過ぎ去って晴れ間来て風が入ったらもう飛ぼうと思って待っていると、嫌な雲が過ぎ去った所で雨がポツ、ポツ。・・・うっそぉ。
 強くは降らなかったが、10分ほど雨が続いてセールがしっかり湿ってしまい、今日は終わった。装備を脱ぎ、寝ころんで雨が通過するのを待つ。それから5分ほどして雨は去り、晴れ間が来た。そこへ金子さんから電話「迎えに行こうか?」 「お願いします。」
 機体に付いた水を手で払い、バテンやハーネスを片付けてセールは日干し。観光客から「ニイチャン、今日はやめか?」「はい・・・。」「長いこと待っとうがに、早う飛ばんが」そうは言われてもなぁ・・・。金子さんが上がってきた頃、セールはまだ湿っぽかったが晴れ間が無くなったので畳み、降りた。
 ランディングに戻った所でスカイ獅子吼ショップのバーベキューが始まったところ。飲んで食ってしてると北東風、獅子吼下ろしが吹き荒れてくる。
 それから金子さんとプールへ行き、最後に泳ぎ強化してから居酒屋へ行って軽く食事、金子邸に戻って小宴会で合宿の締め。

 18日、長い間お世話になった金子さんに、「何が強化されたかはよく分かりませんが、確かに、何かが強化された筈です!」と別れを告げ、朝から自宅へ向けて出発。156号線で福井から岐阜へ抜ける道を走ったら、池田を通過するときには既に出発から4時間経っていた。

おわり