JHF ハンググライディング クロスカントリー技能証

1.クロスカントリー技能
単独にてハンググライダーを操縦し、ソアリングを含むクロスカントリー飛行の確実性と安全性の確保および航空交通の秩序と安全性を保つ技能を修得する。


2.練習生
ハンググライディングパイロット技能証を有する物。


3.練習
合計飛行時間20時間以上 5回以上のクロスカントリー飛行。


4.実技科目

1 フライトプラン
2 いろいろなコンディションでのソアリング
3 場外着陸(未知の着陸場へ正確にアプローチする)
4 滞空時間2時間以上の飛行を3回
5 獲得高度500m以上の飛行を3回
6 水平距離5km以上のクロスカントリー飛行を5回(損失高度1/10以下・フライトプラン・報告)
7 クロスカントリー試験科目
実技試験は実施せず、フライトログブックでの確認を行う。


5.学科科目

1 飛行準備(野外飛行の為の機体、装備品、その他の用意と安全性確認)
2 飛行計器、航法計器、飛行記録計器、航空用地図の取り扱いおよび諸手続き
3 飛行計画の作成(飛行コース、飛行高度、飛行時刻、飛行時間、不時着)
4 気象情報の入手と判断
5 飛行情報の入手と判断
6 事故発生時の処置および対応手続き
7 野外飛行に必要な諸手続きと法律上の諸手続き
8 飛行を完了した場合の通報


6.クロスカントリー技能証検定

1 実技検定科目:実技科目6をログブックで確認し、実技試験は実施しない。

2 学科科目試験:学科検定試験問題に合格すること
合格基準:正解率70%以上


7.ハンググライディングクロスカントリー技能証の効力
ハンググライディングクロスカントリー技能証を有する者は、管理された離陸場所からおおむね5kmを越えたハンググライダーによる競技飛行、記録飛行、検定飛行、その他の飛行を自己の判断と責任において行うほか、ハンググライディングクロスカントリー技能証を有するハンググライディング教員又は助教員の依頼を受けた場合は、その指定されたハンググライディングパイロット証を有する物が行うハンググライディングクロスカントリー技能証課程の練習の飛行を監督する事が出来る。


−以上−


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