海岸練習 再開!!
能登地震の影響を確認するため海岸に向かいました。まずは加賀方面の海岸。いつもお世話になっている海岸横の喫茶店のマスターに尋ねたところ、地震当日は津波警報がて近くの山に避難したり避難先の山中のため池が決壊したりと大変だったそうです。お店の中も棚から物が落っこちて散乱したけど今はかたずけも済んで営業中。浜の方は一見変わった様子はなかったのですが、所々にゼリー状の重油の塊が見られました。一方、金沢の西に位置する内灘方面は河北潟放水路の北側はテレビで放映されている通り甚大な被害で内灘砂丘の河北潟側が通行止め、海側と山頂付近は通行可能の状態でした。河北潟放水路の南側ある内灘海水浴場やショッピングセンターは利用可能です。
ということで、加賀方面の海岸で練習再開。メンバーは金大ハングサークルのA原部長、K沼会長とA賀、S藤、H田くんの5名。
まずは前回の練習課題であるハンググライダーのヨー力についてグライダー小屋で勉強会。グライダーを持っている時に斜め横から風を受けるとどの様な力を受けるかを確認しました。1.投影面積のアンバランスとなり風が入っている方の翼が持ち上がる。2.差動抵抗のアンバランスによりグライダーの機首が風の方向に向こうとする。3.1と2を繰り返すヨーイング動作。4.2は弱い力なので2を生かす持ち方を海岸で練習している、等々。
本日は練習エリア全体が東の風2m曇りとあいにくの天候でしたが勉強会の内容の実習には十分です。本日の練習メニューは横風90°でのグラハン練習。流れとしては①風に正対して東向きでグライダーを構える。②90°右の南側離陸目標を見る。③ゆっくりスタートを切る。④進行方向からの風が徐々に強まり機首が徐々に南を向いて機首方向が離陸目標と一致して行く。⑤離陸地点を通過したら減速する。⑥進行方向からの風が徐々に弱まり機首が徐々に東を向き機首方向と風向きが一致して行く。⑦風に正対して東を向いて止まる。
以上の動作が機体自身のヨー力で動けばOK、硬く持ちすぎてヨー動作しない、意識的にヨー動作させているのはNG。これでしょ