004号室_エアスペースファイルを読込む

この章ではXCTrackで使用するエアスペースと障害物ファイル(以後CTRファイル)の読込み方法についてまとめました。


[目次]
1.ウエブサイトからCTRファイルをダウンロードする
2.XCTrackにウエイポイントファイルを取込む

CTRファイルとは、飛行禁止・制限空域を定義したデータファイルで、パラグライダーやハンググライダーのフライト中に「空域侵入警告」を出すために使われるものです。「XCTrackを使い始める」7項で既に読み込んだエアスペースファイルには国内の空港などによる飛行禁止・制限空域が意義されていますが、各エリアで設定されたローカルな飛行禁止・制限空域を定義したファイルがエリアごとに存在します。フライト前にこちらをダウンロードしておく事が重要です。下図はローカルルールとして変電所(ポイントNG2021)が飛行禁止・制限空域として設定されている例です。

1.ウエブサイトからCTRファイルをダウンロードする

①今回はJHF競技委員会のポイント大会のサイトで公開しているCTRファイルを読み込みます。Google検索でウエイポイントファイルを公開しているWebサイトを開きます。
 JHF競技委員会ウエブサイトへ

②CTRファイルを読み込みたいエリア(大会)を拡大表示します。

②エリア欄右上の「CTR」を長押しするとファイル操作メニューが表示されます。

③④ファイル操作メニューで「リンクをダウンロード」を押下します。

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2.XCTrackにCTRファイルを取り込む

①XCTrack画面を下にスライドさせてメニューを開き「設定」を選択します。

②エアスペースと障害物のメニューを選択します。

③操作タブの「ファイル」を選択します。

④「OPENAIRファイルを読み込み・・・・」の行を押します。

⑤Andriodのダウンロードフォルダが参照され前記でウエブサイトからダウンロードしたCTRファイルが見えます。

⑥CTRファイルを長押しします。

⑦右上の「選択」を押下します。

⑧インポート成功のメッセージが表示されたらOKを選択します。

⑨CTRファイルリストから利用するCTRファイルのチェックボックスをONとします。

※MAPを見ると飛行禁止空域が赤丸で表示されています。

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